ダブルバインドという言葉を知っていますか?
ダブルバインドとは「2つの質問や命令を示して相手が逃げ出せない状況を作ってしまう」ことです。

例えば「どこかデートに行きませんか?」と聞くと、まずはデートに行く・行かないの選択肢から選ぶ事になります。
こうなるとあまり気のすすまない相手であれば「忙しいのでデートは無理」と返事が出来ますね。

ところが「今度のデートは映画館が良い?それとも俺の家に来る?」と聞かれてしまうと、まだデートの約束をしたわけでもないのにデートをするという前提になってしまっている上に、いきなり選択肢を提示されて慌ててしまいますね。
この場合、人と波風立てずにお付き合いしよう、断るのが面倒という方は断り切れずに、無難に「映画館」を選択してしまうかもしれません。

この「相手が逃げ出さない状況を作ってしまう」のがダブルバインドで、これはキャバクラでの営業メールにも応用出来ます。
営業成績を上げるためには、具体的にどのようにダブルバインドを駆使していけばいいのでしょうか?

  イベントにお客様を呼び出したい時

キャバ嬢は大事なイベント(クリスマスやバレンタインデー、誕生日イベントなど)にお客様を集めなければなりません。
そこで

○○日に私の誕生日イベントがあるから来てほしいな

もちろん全てのお客様が行けるわけではないのでお客様によっては「ごめん、その日は行けそうにないよ」という返事も返ってきます。
それではイベントに来てくれるお客様が増えません。

そこで最初から”相手がイベントに来てくれる”という前提でメールを送ります。

○○日に私の誕生日イベントがあるんだけど、○○さんの事待ってるね。
何時から来てくれる?10時頃?それとも11時?楽しみにしてるね!

多少強引に感じられますが、押しに弱い男性だと

しょうがないな~、○○ちゃんにはいつも楽しくお酒を飲ませてもらってるから、行ってみるか

とその気になる可能性もあります。
このようにうまくお客様の心を誘導する事がダブルバインドの核となります。

お客様に「行く・行かない」の選択肢を提示するのではなく、イベントに来てくれる事を前提にして「何時に来てくれる?」「いつものボトル用意しておくね」などのメールを送ると成功率を上げられる可能性もアップします。

  選択肢は相手の好みも配慮する

店外デートでレストランを決める時、キャバ嬢の側がお店を選べるとしたら

中華のお店が良い?それとも和食?

二者択一にしてもらうとお店がスムーズに決まります。
この時、キャバ嬢が「確か○○さんは中華料理と和食が好きだと言っていたな」と相手の好みをある程度リサーチ出来ていれば、相手が喜ぶような選択肢を提示出来ますよね。

普段からお客様の好みや傾向を掴んでおくと「お!俺の事をちゃんと分かってくれてる」と感激されます。
そのためにも日頃からお客様ノートをつけて、お客様の好みやスケジュール、普段の行動などをある程度理解しておくと良いです。